外国での権利行使

商標権の効力は、日本国内でのみ有効です。
日本の特許庁に商標登録したからといって、中国や韓国にまで権利の効力が及ぶわけではありません。
外国においても、権利の効力を生じさせたい場合には、その国でも商標登録する必要があります。

海外で登録するためには、その国に直接出願する方法もありますが、
日本での出願や登録を基礎として、国際出願する方法もあります。

国際登録のメリット


一度に複数の国に出願する場合は、国際出願の方が手間と費用がかからず、便利でしょう。

国際出願する場合には、日本の特許庁に出願することができます。
言語は、英語です。
日本の特許庁に係属している出願や登録が存在することが必要です。
基礎となる出願や登録における指定商品・指定役務の範囲内で、
基礎となる出願や登録における商標と同一の商標について、国際出願をすることができます。

各国ごとに出願する場合には、その国の言語で、その国の様式に従い書類を作成する必要がありますが、
国際出願の場合は、英語で、1つの願書で対応できるので手続きが簡素化されます。
また登録後においても、権利の管理が一元化されているので分かりやすいです。

国際登録の存続期間


国際登録の存続期間は、国際登録日から10年間です。
また、更新料を支払うことにより、さらに10年間存続させることができます。
更新は、何回でもすることができます。

※ 基礎となる出願や登録が、拒絶されたり無効になった場合は、国際登録も取り消されます。